https://www.youtube.com/watch?v=C46RQfYPaP0

天城流では、腰の痛みを20種類に分けて考えています。
その中でも代表的な痛みは次の3つで、それぞれに痛みの原因と対処法があります。

【一般的な腰痛】
右側の腰痛は咀嚼不足による小腸系のストレスが原因、左側の腰痛は同じく咀嚼不足による大腸系のストレスが原因と考えます。
この小腸系・大腸系のストレスは、左右の太ももの内側にある内臓の系統(東洋医学でいうツボのようなもの)にも影響を与え、ここが硬く萎縮してしまうことで、腰痛を引き起こします。
具体的な筋肉名で言えば、太もも内側にある内側広筋と縫工筋が硬く萎縮してしまい、お互いに癒着することで痛みを生じさせています。
対処法は、この2つの筋肉の間を割るようにほぐしていき、それぞれが干渉することなくスムーズに動くようにほぐしていくことで、痛みは解消されます。

杉本錬堂 カイロベーシック

【坐骨神経痛・椎甲板ヘルニア】
この痛みはお尻の下の方が痛むのが特徴です。
原因は、長趾屈筋・長母趾屈筋・後脛骨筋という3つの腱が内側くるぶしの下(と踵の間)で癒着してしまうためです。
そのため対処法としては、3つの腱がくっついて膨らんでいるところをほぐしていくことで、痛みは解消されます。
ここは直接押してしまうとかなり痛いので、原因である3つの筋膜の付け根を剥がし、それぞれの腱が滞りなく動かせるように、緩めていくことが施述のポイントです。

杉本錬堂 カイロベーシック

【ぎっくり腰】
痛くて動けなくなってしまうほどの痛みを伴うぎっくり腰ですが、この痛みの原因はふくらはぎにあります。
ぎっくり腰になると、ふくらはぎの真ん中よりやや下側に、硬結と言って触るとコリッとしたところが必ずできています。
対処法はこの硬結を作っている3つの筋膜を、優しく丁寧にそれぞれが干渉することなく動かせるように剥がしていくことで痛みは解消されます。

これらの腰痛の施術方法は、天城流湯治法の創始者、杉本錬堂先生のYouTube公開動画(カイロベーシック製作)にダイジェスト版がございますので、こちらをご覧いただくと実際の施術のイメージをお持ちいただやきすいと思います。

腰の痛みには、一般的な腰痛、坐骨神経痛・椎甲板ヘルニア、ぎっくり腰だけではなく、非常にたくさんの痛みの種類があります。

脊柱管狭窄症
仙腸関節の奥の痛み
すべり症(前後のずれ)
すべり症(左右のずれ)
仙骨の痛み
お尻の下部の奥の痛み
仙骨の表面の痛み
正中仙骨陵の痛み
尾てい骨の鈍痛
サドルバーン
お尻から大腿横の痺れなど

天城流ではその全ての原因と対処法がわかっていますので、確実に施術効果を出すことができます。症状が重く慢性的な痛みを抱えている方の場合は、1回の施術では取りきれない場合もございますので、数回の通院を前提にしていただいております。