大和市の整体 【天城流湯治法】コバ整体院
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右側、背中の中部が出っ張って歩きにくい。Kさん(80代・男性)

ー施術前ー
背中中部(右側)の出っ張りと痛み
ー施術後ー
通院しようと思ったきっかけ

80歳を超えた今でもスポーツクラブに通ったり、いくつものサークルを掛け持ちして人生を謳歌している、大変活動的な毎日をお過ごしのKさん。周りのみんなからは「とても元気そうで、どこも悪くなさそうに見えるよねぇ」といつも言われるそうですが、歩く時に右足が上がりにくく、引きずるような感じになってしまい歩くのに苦労している。もっとスムーズに歩けるようになりたい、ということで当院にいらっしゃいました。

施術コース
通常整体コース
施術期間

1回/45分(プラス延長20分)

施術のポイント

施術を始める際、全身の滞りの程度・歪みや出っ張りを確認しました。一番はっきりとわかったのは、右側・背中中部の出っ張りで、ここを最終的に緩める施術方針を立てました。ただ、スポーツクラブで筋トレにも勤しんでいるせいでしょうか、全体的に筋肉の硬さが目立ちましたので、まずは表面の滞りを取るところから施術をスタートさせました。

はじめに、仰向けになった時に背中がぴったりとつくように、脊椎周りの緊張を取り体幹を緩めるていき、次に、右半身の施術に入り足裏から頭まですべての滞りを取っていきました。
それからターゲットである右側・背中中部の施術に入りました。天城流では背中中部を緩めるためになんと、腕の筋肉(上腕筋)とお尻の付け根の筋肉(中臀筋)を緩めることでその滞りを取って行きます。

Kさんの場合、滞りの期間が非常に長く、かなり奥まで滞っていたので、カッサという道具を使ってお尻の筋肉を深部まで入念に剥がして行きました。ここまででおおよそ90%ほど背中中部の滞りが取れてきましたので、最後に肋骨・肩・上腕の滞りを取るために親指の付け根(金星丘)を緩めて施術完了となりました。

天城流の施術では、外から内へ、表面から奥へ、滞りを取るアプローチをします。痛みや不調の本当の原因がわかっていても、いきなりそこを施術してしまうと身体反射を起こして身体はより萎縮して硬くなってしまうからです。症状や抱えている滞りの期間が長い場合は、施術時間が長めにかかる事がございます。

セルフケア

身体の滞りの原因の多くは咀嚼不足から始まります。Kさんの場合も、47回は噛んでよく食べ物に唾液を混ぜること、そして施術で行ったのと同じ場所をほぐすようにアドバイスしました。まとめると以下の通りです。

1. 47回噛んで食事をする
2. お尻の付け根をほぐす(無印良品ほぐしテトラ)
3. 手の親指の付け根ほぐし

お客様の声

お客様には、「入念にやってくれてありがとう。なんとなく自分でも気になっていたお尻の付け根がすっきりとほぐれて軽くなったよ。右の背中もへっこんだし、足もこんなに上がるし、(お願いしていなかった)肩までこんなに上がるようになりましてね。ほら見てくださいよ♪」とお喜びいただきました。

これから色々なサークルの忘年会に呼ばれているそうですが、飲み過ぎには注意なさってくださいね。毎日のセルフケアで再来院の必要がないように健康な毎日をお過ごしください♪